2012年3月14日水曜日

あれから一年


2012年3月11日は、
福島県のNPOの復興イベントのコンサート!
NHKのラジオを聴いてくださってのオファーだったし、
ちょうど一年になるこの日のコンサートは、いつになく気合が入っていました!

しかし!!
気合が入りすぎていたのか、
その2日前に、40度近くの高熱が出てしまい、
うなされながらただベッドで寝ていました
このときはさすがに、11日に行けないかもしれないと思って、
泣きながら神様に祈りました==
ただあなただけの栄光だけがあらわされるように~と、、。
そして次の日の朝、熱が一気に下がりました!
でも関節が痛くて、鼻水も止まらなくて、夜になったらまた発熱
でも何が何でも行こうと思ってたので、ふらふらと電車に乗り込み無事白河へ~

3.11当日
体調はあまり良くなかったけど、
会場へむかって、リハーサルを少しして、
イベントがスタート!
開場と同時にたくさんの人たちが入ってきてすぐに満席

最初は寄席で、春風亭鹿の子師匠という、素敵な女性の落語
あまり生で見たことがなかったので、とても面白かったし、
達人技で本当にすごかった!
みんな大爆笑そして涙ありのあっというまの一時間でした

そのあと、14.46、モニターを見ながらみなさんで
君が代を歌って黙とうをしました
胸がいっぱいになったときでした

そしていよいよみぎわのコンサートスタートです!
ほとんどの人がわたしのことを初めて見るだろう方々でしたが、
寄席であったまってたおかげか?とても和やかな雰囲気^^
わたしもこのコンサートは、本当にたくさんの思いが詰まって、
途中あふれ出そうになるくらい、
今の自分にできることすべてを出しつくしたような90分でした
暖かいアンコールも頂き、終わってからも涙ながらに声をかけてくださる方がいたりと、
ひたすら感謝でいっぱいのときでした
Facebookはいつも近況を報告していて、たくさんの方が祈ってるってレスくれて、
そういうの影の祈りにわたしは支えられてると、改めて感じました
お祈りふれんどのみなさん、本当にありがとう!!


イベントが終わってから、駅前でのキャンドルイベントに連れて行ってもらいました
絆と形作られた美しいキャンドルに、太鼓や歌などの演奏があり、
最後に15発の花火が上がりました
それはこの町で、震災の時に土砂崩れなどで亡くなった15名の命の数



ことあるごとに涙した日
キャンドルよく見たら、一つ一つに希望の言葉がいっぱい
一緒にがんばろうね、ずっと!



2012年3月9日金曜日

大船渡から宮古へ


先週末から大船渡へ向かいました
その日は雪。。。
ノーマルタイヤなので、必死に神様~~~って祈りながらの9時間ドライブ

雪まみれの高速、怖すぎ。。

SAで途中、話題のしみてんを見つけてHappy♪
さーたあんだぎーの中にヨモギ餅が入ってるふう
さくさくおいしかった

気を取り直して、、、
夜遅くに大船渡着きました
ナビではお店も駅もデパートもいろいろあるのに、ほぼまっさらな海沿いの町
津波ですべてが流されたんだ
今回はホテルに泊まらせていただきましたが、このホテルも被害を受けながらも、
修繕して去年の12月にオープンしたばかり
でも隣には未だ手つかずの廃墟ビル

打ち合わせを終えておなかぺこぺこで向かったのが、
津波で流されてしまったお店が仮設で始めた「大船渡屋台村」
 いい感じでしょ。みんながんばってるなあ。。



ここで入ったのが中村という定食屋
お刺身定食すごく美味しかった!


なんとなしに店主と奥様と話をして、この近辺の被害の様子とか。
歌を歌いにきたと話すと、
自分の姪っ子さんも演歌歌手で大船渡をあげて応援しているんだとか。
大澤桃子さん、ネットで調べてみると、テレビにもよく出る方で素敵だった。
彼女の苦労も知っているので、がんばってね~と応援してくださり、
CDないの?と聞かれ、なんと2枚も買ってくださった
なんて優しい方々(TT)
大船渡行ったらみなさん「中村」にぜひお立ち寄りください!
お魚さんたち本当に美味でした!

次の日、コンサートと昼食会をして、みなし仮設や、知的障害の施設の方々がきてくだいました。
一時間コンサート、ご飯をはさんでまた30分、歌と話をさせていただきました~
みんな明るくてわたしも楽しく歌わせていただきました



みなし仮設というのは、震災の直後、運よく空いていたアパートなどに入れたが、
仮設住宅と違って把握されないので、支援物資やこういうイベントなどの情報が行き届かず、
孤立してしまった方々。
どこにみなし仮設があるのかも、個人情報の時代なので国は教えてくれないそうで、
口づてでようやく発見できた方々だそうです。
またまだそういった方々は実は大勢いて、どこの被災地にもいるそう。
そこにもぜひ支援の手が届くように祈っていこう。

お昼は美味しいお弁当が来て、準備をしてくださった方が、隣のレストランの奥様
なんと彼女は大澤桃子さんのお母さんでした~
なんて偶然。。お母様も演歌歌手みたいだね。。

大澤桃子さんのお母さんと~

コンサートも終わり、その日のうちに宮古へ移動
3時間くらいかな
海岸線を車で通って行ったのですが、津波で流された町で見ながらの、
それはもう悲しい道のりでした
改めて、この震災の規模の大きさ、破壊力、恐ろしさを感じる旅路でした

次の日は日曜日!
宮古コミュニティチャーチで歌わせていただきました
礼拝の中では、わたしの曲を教会のバンドの子たちが一緒に演奏してくれて、
生バンド付きのスペシャルな演奏でした~~
みんな若い子たち、一生懸命でかわいかったなああ


午後は近くの仮設の方々も来てのコンサート
最近、仮設などに行くと、おじいちゃんたちから演歌のリクエストがあったので、
練習してたんです。北国の春 笑、Migiwaが??
でも実はカラオケでは、前から演歌もよく歌ってて、
あんまり歌うと、こぶしがくせになって自分の歌にもこぶしが出るからと、
演歌を止められるくらい、こぶしを回してた時がありました 笑
その日はやっぱり演歌しか聞かないというおじいちゃんが来るというので、
初披露しようと思って、歌ったらまだボロボロだったんだけど、
みなさんがすごーーく喜んでくださり、一緒に手拍子して盛り上がってくださった
そのおじいちゃんもそのときやっと嬉しそうな顔して歌ってくれた
「あの故郷へ帰ろうかなあ~帰ろうかな~~♪」
涙が出そうになりますね。

一人ぽつんといた女の子
時々歌を聴きながら涙してるその子が妙に気になって、
終わってから話しかけてみた
化粧をしてとても大人びて見えた彼女はなんとまだ中二だった
被災して家族と近くの仮設に住んでいるんだそう
彼女からたくさんの信じられない話を聞いた
ただでさえ津波で家が流された恐怖に追い打ちをかけるように、
学校で被災者ということで、差別やいじめを受け、
幻聴や幻覚が起こり、心の病気になり、今は学校へは行かずに
カウンセリングなどを受けているんだそう
制服がなかったり、教科書が全部流されてしまったり、
そういうことがいじめにつながるなんて、ショックだった
言葉って恐ろしい凶器になるんだ
涙ながらにその苦しい体験を話してくれた
最後にCDプレゼントして、これから日曜日教会来るって言ってくれた
嬉しいな♪
いろんな出会いがあり、その日は仙台まで下り一泊
次の日は大雪で高速道路は通行止め。。。
 

なんだか大変な帰り道だったけど、夜遅くに無事に到着
たくさんのお祈り、本当にありがとうございました!
来週は福島の古河で、3.11復興イベントでコンサートです
どのように福島のみなさんと過ごす日になるのだろう
あれから一年になりますね


2012年3月1日木曜日

ブログだー!

しばらくブログやってなかったけど、心機一転!再始動します!!
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